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iOS 11 Programming 著者さん紹介

「iOS 11 Programming」 のクラウドファンディングを開始して、3日でなんと360人以上の方々に購入いただきました。目標達成まで残り140名さまを切りましたのでもう少しです。ぜひ応援お願いします。

今回、僕が企画して声をかけたので「なぜこの人にお願いしたのか」という点を含めて著者さんを紹介させていただきます。

まず、人選ですがパパッと思いついた方々に声をかけさせてもらって、なんとなくこういう分担でやっていただけたらiOS 11をいい感じに網羅できそうだなとふんわり考えて、あとで目次を作ったらバッチリだったという感じでして、目次を作って声をかけた訳ではありません。が、まずは人ありきで、面白い方々が集まれば良い内容になるはず、と思っていました。結果、最強のiOS 11の本になります、きっと!

前置きが長くなりましたけど早速。

 

堤 修一 さん(@shu223) 第2章 ARKit 第13章 Metal 2

実はイベントでお見かけしたことはあるのですが、面識はありませんでしたが、なんといっても iOS Samplerシリーズが秀逸すぎるので、iOS 11の本をやるなら全体のバランスの監修をお願いしたいと最初に思い浮かんだ方です。Blogを見るとARKitをやっていらっしゃる!これは!とARKitをお願いしたらご快諾いただき、Metal 2もできるよーとのこと。こういうトピック読みたいっていうのあります?と伺ったら「永野さんのオーディオ」とのことで僕も書くことにしました。ウケる。
ARKit, Metal 2を開発者ってこういう内容を期待しているんじゃない?という観点から書いてくださるそうでプロフェッショナル。やばい。

 

吉田 悠一 さん(@sonson_twit) 第3章 Core ML

実は10年以上前から知っているけど、初めて会ったのは3年ぐらい前で最近ポッドキャストを一緒にやっているので二週に一回会っているソンソンさん。
ポッドキャストを聴いていただけると分かるのですが、数学に詳しいウルトラ研究者でしかもiOSアプリをもりもり作って、iOS SDK Hacksというぶっちぎりの名著も書いてて、なんだ超人かということで、Core MLはソンソンさん以外ないし、ソンソンさんが書いてくれなかったら本出せないなという感じでした。

 

池田 翔 さん(@ikesyo第4章 Swift 4の新機能とアップデート

実は面識はないのですが、そのオープンソース活動たるや、という人でSwift 4 = かつみさんかikesyoさんとパッと浮かんですぐ依頼。なんとまさかのご快諾!
Swift コミッターがSwiftの本って世界初かも?めちゃ楽しみ。

 

坂田 晃一 さん(@huin) 第5章 Xcode 9 の新機能

実は新卒前のインターンで入社されたばかりの時に横の席にいたんですけど、何を喋っても本当に20代かいな?という頭の切れっぷりで予想通りFrilに行っても大活躍されている、めちゃ注目している若手の方。WWDCまとめがいつも最高で、WWDC後の朝一はまず坂田さんのBlogを見るのですが、Xcode 9はいい機能ばっかりなんですぐ出してとツイートしていたのでXcode 9は坂田さんに書いてもらおうとすぐ依頼。最近書かれた本もいい内容で同期じゃなくてよかったよまったく。

 

加藤 尋樹 さん (@cockscomb第6章 Drag and Drop 第7章 Files と Document Based Application

UIKit、といえば所さんの名著があるのですが、いつも濃いめのUIKitの記事を書いていらっしゃる加藤さんが実は最初に浮かんですぐ依頼。新しいUIKitのポイントを早くも理解されていて

iOS 11で大きく強化されることになったファイルやドキュメントに関わる数々のAPIは、これまでのアプリ中心なiOSの世界に、ファイルを中心とした新しい軸をもたらします。

という一番どきっとした章説明をサクッと書いてもらって、おおマジかという感じです。UIKit In Depthみたいな本をお願いしようと思っていたのですが、まずはこの章をお願いしました。

 

川邉 雄介 さん(@jeffsuke第8章 UIKitのガイドラインの変更点とAutoLayoutの新機能、アップデート

UIKitですぐ浮かんだのが、名著「よくわかるAuto Layout」の著者の川邉さん。AutoLayout関連を依頼したところ「UIKitのLarge Titlesとかの変更が関連するのでそこも含めて書きます」と、先回りしてのお返事。「よくわかるAuto Layout」はここ3年ぐらいで一番読んだ本だったりしまして、やったね!という感じ。

 

岸川 克己 さん(@k_katsumi第9章 Core NFC 第10章 PDFKit 第11章 SiriKit

COOKPAD時代の同僚で、一緒にポッドキャストもやってるかつみさんに何か書きたいトピックあれば書いてくれないか聞いてみたら「今年のWWDCは近年になくいいですね。調べたいからなんでもいいですよ」とのことで、どれ入れたいいかな?と相談したところ3つ担当してくれるとのお返事。iOSといえばかつみさんなので紹介不要と思いますけど、iOSに詳しいだけではなくて、サービス理解やその他の知識も深くて困ったらかつみさんに聞いてみる、という感じでお世話になっています。

 

所 友太 さん(@tokorom第12章 HomeKit入門とiOS 11における新機能

名著「UIKit詳解リファレンス」が出たときから知り合いの所さんに何か書いてもらえないか聞いてみたらなんと「tvOSかHomeKit」という予想外の返事がきて、HomeKitをお願いしました。実はCOOKPAD時代にpotatotipsを一緒に始めたのですが、僕が退職した後も継続して開催されていてなんと42回もやっていらっしゃる。すごい。COOKPAD時代、iPadアプリの大改修を一緒にやったのですが、もちろん設計力・コーディング力も超一流の超人です。

という布陣で書きますので、応援お願いします。お知り合いの方にもお知らせくださいませー

iOS 11の本を書きます!(8年ぶり4度目)

WWDC 2017 は周りの人と話してもよい内容の新機能、アップデートが多く、面白いセッションが多かったと思います。ですが近頃のiOSはかなり複雑で、もはや全てを把握している人はいないだろうし、何ができるか調べるのも大変です。

そこで、iOS 11 関連、全部サクッと分かってしかも応用が利くような本があればいいなーということで本を企画しました。

しかも、めちゃ豪華執筆陣に集まっていただきました。

https://peaks.cc/iOS11

クラウドファンディングなので、欲しい人が集まったら執筆開始です!

アーリーアクセスという特典があって、ベータ版から配信されるので最新の情報のしかも濃いやつが読めつつ、読んだ感想を返していただいて完成版に反映できるようになってます。普通に本を買うより楽しんでいただけるのではないかと思います。

僕は全体像とAudio系担当です。本を書くのは8年ぶりですがゴリっと書きますので応援お願いします。
https://peaks.cc/iOS11#author_profile_10

 

try! Swiftに参加して来ました(12年ぶり一度目)

2017年、何かしらアウトプットするかーということで、nextstep.fm というiOSを中心に話すポッドキャストをやっていまして、一緒にやっている かつみさん(@k_katsumi)が主催ということで、会社メンバーのもんもんと試しに行ってきました。ホワイト企業なのでチケットは会社負担です。

カンファンレンス参加はなんと2005年のIntel Macが発売されたWWDC以来12年ぶり、という浦島ぶり。

全体的な印象としては

  1. 運営がスムーズ
  2. そこそこ面白いセッションあるな
  3. 参加者若いな

でした。

1. 運営がスムーズ

運営に問題があってイライラするというようなことはないのでオススメします。初日にチケットを買った時に送られてくるPDF内のQRコードを何かしらで提示すればささっと入れて、名札がもらえますので、それで完了。

事前に知らなかったのですが、軽い朝ごはんもお昼ご飯には各種お弁当も用意されていて、最後の日は晩ご飯も用意されています。飲み物も潤沢なので持って行く必要はありません(その辺、事前に知りたかったというのはありますが)。

スケジュールは事前にアプリが配布されているので入れておきましょう。

メモするなら軽いMacは持って行ったほうがいいでしょうけど、僕は持って行かず聞くのに集中しました。詳しく調べるのは動画が公開されてからでもいいんじゃないでしょうか。あと今や動画公開が当たり前のカンファレンスで現場に行く理由は、仕事やらSNSやらから離れて集中して聴く時間を作るということじゃないでしょうか。

 

2. よくスピーカー集めたなぁ、そこそこ面白いセッションあるな

有名なiOS系エンジニア、と言われてもほとんど知らないのですが、kickstarterでやってますとか、fastlane作りました、みたいな人が来ます。だからと言って、めちゃすげぇなー理解できなーい、みたいなことはありませんし、さすがの突き詰めた人ならではの話が聞けるので貴重だと思います。QAセッションというのが並行して行われているので、本当はスピーカーに突撃して直接話すのが醍醐味だと思うのですが、そこまで関連することをやっていないのと、同時にセッションやってるというので行きませんでしたが、行けば確実に元は取れるでしょう。動画が公開される以上、QAセッションに突撃しなければ行く価値半減だと思います。カンファンレンス全てにおいて通訳完備なので英語がどうのこうのいうこともなく突撃可能だと思います。

セッション内容の詳細は色々記事が公開されているので、そちらを参照いただくとして、内容としては「こういうフィーチャーはこのAPIをこう使えばできる」みたいなセッションは少なくて(そういうのはWebでちゃちゃっと調べればいいかなと思います)どういう風に開発と向き合って行くか、という話が多いです。そういう話はAppleのドキュメントを調べても出てこないので、「こういうフィーチャーはこのAPIをこう使えばできる」というところはとっくに過ぎた人が実際どういうことを考えて何をやっているのか、という風に見て考え方を盗むのがいいんじゃないでしょうか。これはtry! Swiftに限った話じゃなさそうですが。

 

3. 参加者若いなぁ

12年ぶりだから歳とったということだと思いますが、若い人が目立ちました。一昔前のiOS系の集まりでも同年代が多かった印象なのですが、try! Swiftは明らかに次の世代が主役という感じでした。若い人にバリバリ作っていってもらいましょう。

 

まとめ

  1. よく練られたカンファレンスなのでオススメです。実際に行くならQAセッションに突撃すべきです。
  2. プログラミングの話はもうずいぶん前から次のステージに来ているんだろうなぁ。
  3.  try! Swiftまとめは nextstep.fm でもやるので音声コンテンツ好きな人は聴いてみてください。
  4.  来年も行くかというと、QAセッションに突撃して話したい人が来るなら行く、という感じでしょうか。

『SITEZERO/ZEROSITE』No.2 「情報生態論──いきるためのメディア」

ついに出ました!!SITEZERO.

No.2|2008年10月15日発行「情報生態論──いきるためのメディア」
Information Bionomy:Media to be Alive

音楽の論文3つは

[音・楽]三輪眞弘|逆シミュレーション音楽とは何か
[音・楽]城一裕|いつか音楽と呼ばれるもの──試論
[音・楽]徳井直生|バベルのタワーレコード

となっております.
三輪眞弘教授はIAMASの僕の所属スタジオの先生です.逆シミュレーション音楽のコンセプトについて,まとめて読める本って今これだけじゃないかと.「CDは音楽ではなく,録楽なのだ」で始まる三輪先生の論文,必読!

城一裕徳井直生,いつか〜メンバーの二人の論文も,もちろん必読.

徳井さんの論文は「かつて音楽と呼ばれたもの」という言葉が(言葉自体は出てきませんが)どのような問題意識から生まれ,どのようにしてMassh!に至ったのか.エッセイ調で読みやすく書いてあります.

城さんの論文は城さんの3つのプロジェクト,SWO,Monalisa,aeoについて.
どれも分かりやすい丁寧な説明で解説してあり,それが「いつか音楽と呼ばれるもの」へ繋がるものだという内容です.
「いつか音楽と呼ばれるもの」という言葉が紙媒体に載ったのは初です.祝!!
Monalisaが紹介されているのは,サンレコの澤井さんの連載に載って以来かも.

この音楽特集を読んでいただくと,「いつか音楽と呼ばれるものを考える」Podcastがより理解しやすくなると思います.
なので,いつ出るんだーいつ出るんだーと毎回言ってたわけです.

各章に書かれているドミニク・チェンさんの解説と,それを踏まえた解釈とまとめも秀逸です.
さすが.
実はmovalprocess・system構想は徳井さんの「かつて音楽と呼ばれたもの」と同じくらい
ドミニクさんの情報生態論(というか,彼との議論)の影響を受けています.
僕のわけのわからない且つ前後の繋がらない話を,辛抱強く,そして真剣に聞いてくれた数少ない人です.感謝感謝.

是非お手に取ってみてください.

ちなみに,僕の名前もちらっと出ています.
本に名前が載ると異様に嬉しいー

いつか音楽と呼ばれるものを考える,SITEZERO特集,もちろんやります!
(いつか〜の3人にスケジュール調整オファー中)
ご質問等あれば是非お寄せください.書いた本人が答えます.

エンタテインメントコンピューティング2008「音楽の未来を実装するということ」

オーガナイズドセッション & ライブデモンストレーション「音楽の未来を実装するということ」
(オーガナイザ:明治大学 宮下芳明)

http://www.dc-meiji.jp/ec2008/program.html

金沢21世紀美術館シアター21
10月29日 17:30-19:00

永野 哲久(情報科学芸術大学院大学 IAMAS),大山 宗哉宮下 芳明(明治大), 水田拓郎(STEIM)

に参加させてもらうことになりました.

宮下さんに誘っていただいて,2時間ぐらいミーティングして企画を考えました.
実は初めてお会いしたのですが,話通じすぎ・おもしろすぎで
こりゃセッションが内輪話で終わらないように気をつけねば!と思うぐらいの濃いミーティングができました.

そんな話の中,宮下さんの研究室の研究とmovalsystemがわりと方向性が近く
「これって実装しているってことだよね」という話になり
今回の「音楽の未来を実装するということ」というタイトルが決まりました.

音楽を実装するという,かなり挑戦的なタイトルですが(しかも未来!)
タイトル負けしない面白いセッションにしますので是非お越しください.

以下,僕のプレゼンの内容

音楽のあり方を,レコード・CDを前提としたものではなく,コンピューター・インターネットを前提としたものとして考えることができます.そして,コンピューター・インターネットを前提としたものは,具体的なシステムとして実装することが可能です.
私が実装したmovalsystemは,専用クライアント・アプリケーションとWebデータベースからなる.サウンドファイルと曲の構成情報を参加ユーザー間で共有するシステムです.専用クライアント・アプリケーション,movalprocessは90年代末にドイツの音楽家オヴァルが開発するも非公開に終わったovalprocessを復元したものです.
このシステムを通じて,現在の,そして未来の音楽のあり方についてお話します.

MMG

最近発見したのですが,MMG開発日記が開始されておりました!

MMG 開発日記

MMGは宮島さんが開発されているMASHUP用アプリケーション.こちらの解説が詳しい.

第287回:ソニーCSLで開発中のリミックスエンジン「MMG」とは?
~ 誰でもリミックスできる音楽の新しい形を提案 ~

massh!と同じくMASHUP用アプリケーションながら
アプローチがかなり異なるところが面白いです.
DeMOSAでのDemo,面白すぎです.

「いつか音楽と呼ばれるものを考える」 #2-2

場所を移して前回の続き.

SONASPHERE,Monalisaを実際に使ってもらった感想からふくらませて,(遺伝的アルゴリズムによる)自動作曲の問題点,楽器的熟練を要するソフトウェア,ソフトウェアに仕掛けるフック,自分のためのソフトウェアなどをキーに,ソフトウェアをどのように作るのかを考える議論になっています.

Download -> いつか音楽と呼ばれるものを考える#02-2.mp3

議論の続きとして,「いつか音楽を考えるに対する返答」に対する返答も合わせてチェック.

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ワタナベジュンチャンとお店にて

キーワードと用語解説

みんなのためのツール/自分のためのツール/誤用を目指すソフトウェア/完全制御不能な(偶有性を持つ)ソフトウェア/ツールが制作を制限するのか/ハードウェアの制限を利用する/ソフトウェア制作者はソフトウェアを外部から見る(使う)ことができない/思想を込めたソフトウェア/シミュレーション・オリエンティッド・ソフトウェアへの懐疑/

ドミニクさん : ドミニク・チェン氏

Ivory : DVD10枚組のお化けPIANOサンプラー

「いつか音楽と呼ばれるものを考える」 #2-1

急遽,前回の話にも出たワタナベジュンチャンと徳井さんと会うことになって二回目を録りました.
今回は,実際に音楽制作を(バリバリ)行っているワタナベジュンチャンに,音楽ソフトウェアとそれを使った制作について聞いてみる予定でしたが,徳井さん,僕がいつものようにがんがん喋ってしまいました.(失敗)
SONASPHEREの目指したものは何か.
Monalisaの成功したと考える部分とは,失敗した部分は何か.
その両方を使用してFull Albumを制作したワタナベジュンチャンの感想
ソフトウェアと人間の関係

が大筋の話となっております.

ワタナベジュンチャンと何かやるべく打ち合わせをしながら徳井さんを待っていたところ(Monalisaの使い方を聞いたり,またりさまBinaryの解説をしたり),だいぶ送れて徳井さん登場.2007年どうだった?という話の途中から,突然レコーダーをとり出す徳井さん.今回の録音はそこから始まる.(前半)

Download->いつか音楽と呼ばれるものを考える#02-1.mp3

しかし,毎度ながら僕は人の話を拾うのが下手だなぁ.これでは議論が進まない.
いつか〜で訓練していこう.

#突っ込み,批判・批評,感想等お寄せください.次回以降の議論の中で取り上げさせていただきます.

参加者紹介

JUNICHI WATANABE

ライブ、DJで活動する傍ら、舞台音楽総合演出、映画音楽、FMラジオ番組制作も手がける。電子音響、ジャムセッションを基調にし「ジャズの土台で踊れるノイズを」をコンセプトとしたジャズバンド東京漂流のメンバー。
デトロイトテクノ、ハウス、ドリルンベース、ノイズ等、その制作スタイルは多岐に渡り、現在はインダストリアルテクノ、ノイズ、アンビエントを独自の感性で解釈し楽曲を作成している。
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http://www.asiandynasty.net/2004/12/junichi_watanab.html

LITTLE SQUEEZE PROPAGANDA

徳井 直生

(国際メディア研究財団研究員/東京藝術大学非常勤講師/DJ)

生成的アルゴリズムとコンピュータ-ヒューマンインタラクションをキーワードに,音楽と人間の新しい関係性を探る.

2004年 東京大学工学系研究科博士課程修了. 工学博士. SONY Computer Science Lab Paris客員研究員(2004〜2005年)を経て、2006年より現職。

また、ポストエレクトロニカ的ダンスミュージックのDJ, プロデューサーとしても活動し、これまでにPROGRESSIVE FOrM, op.discを含む国内外のレーベルから楽曲をリリースしている。

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「かつて音楽と呼ばれたもの」

キーワードと用語解説

oval process/The Beatles/音楽未来形/生の音楽?/テクノロジーと不可分な音楽/サビだけの音楽/CM音楽/三輪教授/歌舞伎/J-Pop/

Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band : The Beatlesの8枚目のオリジナル・アルバム.録楽の金字塔.

LITTLE SQUEEZE PROPAGANDA : JUNICHI WATANABE氏のAlbum.SONASPHEREとMonalisa-Audio Unitを多用したそう.必聴.

ミュージック・コンクレート : 現代音楽初期に環境音等を録音したテープを使った音楽の試みがあった.それら全般をこう呼ぶ.

Year of the iPhone

OS X Programmerとしては見逃せない,赤松さんのpost.
Year of the iPhone

コンピューターからではなく,OS XというOSから考えているところが秀逸.

AppleがApple Computerじゃなくなったことからも,大筋は同意.
(というより,その方がおもしろそう)
「制作環境としてのコンピュータは暫く存続する」
以下の,ドッキングステーションへの繋ぎも納得.

実際,複数台のマシンを使っていると環境統一が相当めんどくさい.
こっちにはあるけど,あっちにはないから,共有フォルダだ,webdavだ,.Macだなんだと面倒くさい.

しかし,本質はそこではない.
「コンピュータの終焉」がキー.

では,このようにコンピューターをめぐる環境の変化が起こるときに,そこから「いつか音楽〜」のカケラをどのように見つけることができるのか.

Laptop***じゃない何かが大量発生するかもしれない.
「音楽」(録楽)の聞かれ方がまた変わるかもしれない.(CD -> iPod -> ? )
デバイスが変わるのでアプリケーションも変わるだろう.(マルチタッチうんぬんレベルではなく)

これらを考えると,作るべきは,サウンドファイル生成ソフトウェアではない.
では何を?